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タンカー・ターミナルに埠頭パース(長さ182.9m)があり、夜間バースも可能である。
清水および食糧の供給が可能である。
船舶修理設備は、固有のドライドック(長さ199m、幅28.4m、吃水10.5m)およびスリップウェー4基がある。
4. マナンジャリ港
同港は、マダガスカル島の東岸にある。
航洋船は鐘泊地において、はしけを使用して揚荷を行っている。
倉庫は面積1,200平方m。荷役設備は電動クレーン2基(2トン、8トン)ハシケ12隻(12トン〜20トン)、ランチ3隻(各60トン)などが使用できる。
5. モロンダバ港
同港は、マダガスカル島西岸に位置し、港の1.6キロ沖に外航船および大型沿岸航路船用の錨泊地がある。
長さ50mの2埠頭と、長さ57mの1埠頭とがあり、6トン・クレーン1基およびデリック2基(3トン、20トン)が設備されている。
錨泊地から埠頭への荷役は、50トン〜65トンのハシケ5隻とランチ2隻を使用して行っている。
港湾設備の近代化が計画されている。
6. ノッシベ港
同港は、マダガスカル島北西岸に位置し、港の入口は、南口(水深22.14m)と北口(水深31.11m)に分かれている。
小型沿岸航路船およびハシケ用の埠頭(長さ85m)がある。外航船は埠頭から1マイル沖の錨泊地(水深15m)で荷役を行っている。
保管設備は、倉庫(延べ2,230平方m)および露天置場(延べ1万平方m)があり、クレーン(1.5トン〜11トン)3基を備えている。
清水および食糧の供給が可能である。港から11キロの地点に空港があり、首都アンタナナリボヘの直航便がある。

 

 

 

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